10月23日(土),健康スポーツ科学科2年生の地域連携・ボランティア演習の学外実習で,京都府立木津川運動公園「城陽五里五里の丘」に伺い,「カヤネズミを守ろう!」という自然保護活動に参加してきました.
カヤネズミは,オギやススキ,ヨシなど背の高いイネ科植物がまとまって生える草むら(カヤ原)にすみ,これらの草の葉を割いて編んだボール状の巣を作って子育てをします. 昔は河原や田んぼで普通に見られましたが,開発や河川の改修,外来種やツル植物の増加によって,すみかのカヤ原が減り,京都府では準絶滅危惧種になっています. 城陽五里五里の丘では,2016年4月からカヤネズミのすむオギ原を守る取り組みが行われています.
当日は残念ながらカヤネズミには出会えませんでしたが,カヤネズミの巣や食べ物を観察したり,カヤ原の保全区の調査をお手伝いしたりしました. 地域での自然保護活動,公園の施設や運営についての理解を深めることができました.