健康スポーツ科学科専門科目のスキー・スノーボード実習が,2019年2月24日~28日の5日間,飛騨・ほおのき平スキー場で実施されました.
今回は,スキー班とスノーボード班に分かれて現地インストラクターの指導のもと,課題を学生自らが考え,どのように克服するかに取り組むプログラム内容でした. ミーティングでは,小テストによって理論の理解度を試し,講義ではビデオ映像で見本や自分の滑りを確認するなどの振り返りを行いました. スラロームの競技会を実施し,滑走タイムを計測して自分の滑りを客観的に見つめ直す機会を設けています.
実習最期に,実習の成果を評価するために全日本スキー連盟公認の検定会を実施します. 本年度は級別テストスキー3級2名・スノーボード2級11名・3級15名・4級1名の合格者を出しました.
参加者の森真祈(1年生)さんは,「初めは全然スノーボードが楽しくないと思っていたけど,最後は楽しいと思えました. 講師や仲間のみんなも出来た時でも出来ない時でもいつでも声をかけてくれて嬉しかったです. 久しぶりに出来ない事を出来るようになるまで練習し続けたので,自分にとってすごくいい経験になりました.」と実習を振り返りました.
また,アシスタントとして参加した石田将大(4年生)さんは,「実習が円滑に進むようにサポートしましたが, 1年生の顔と名前を把握することや,彼らが危険な行動をとらないか巡回したり危険な場所がないか確認したりすることは大変でした. しかし本当にいい実習に参加できて良かったと思いますし,今回の実習で経験したことを今後の社会人生活で活かしていきたいです.」と語りました.
スキー・スノーボードを通して競技だけでなく,運営の難しさとおもしろさをともに実感できる実りある実習となったようです.
(2019.2.24-28)